2019年の暮れに奥嬬恋温泉へ行ってきました。
目次
奥嬬恋温泉 花いち 宿泊料金
奥嬬恋温泉 花いち アクセス
住所: 〒377-1611 群馬県 吾妻郡嬬恋村干俣386 TEL:0279-96-1511
嬬恋の住宅街とキャベツ畑の中に佇む全8室の小さな1軒宿です。
電車の場合、無料で送迎を行っていただけるようです。(要予約)
JR万座鹿沢口駅~(15:00~17:00の間)
奥嬬恋温泉 花いち 館内案内
冬休みに『軽井沢おもちゃ王国』へ遊びに行く際の宿泊場所として、こちらの宿を選びました。予約サイトの口コミが軒並み高評価だったのも決め手でした。
我が家は軽井沢を抜けて車で来たのですが、信じられないことに真冬の峠道にノーマルタイヤで挑んで道端でスタックしている車(おそらくJAFの救助待ち)を複数台見かけました。どんだけ冒険野郎なんだ・・・。私が言うことでもないですが、暴挙は夢の中でどうぞ。
そんなこんなで衝撃の光景を目撃しながら到着。周囲は住宅とキャベツ畑が広がっています。車のエンジンを切るや否や館内から走って出てきてくださるスタッフの方。早速素敵なお宿の兆しが。
奥嬬恋温泉 花いち 館内案内
館内を一歩入ると、見渡す限りセンスの良い空間が広がっていました。
和モダンな内装のフロントロビーには赤々と燃える薪ストーブ。
珈琲・紅茶・ミネラルウォーターが自由に頂けるコーナーもありました。
ロビーの奥には談話室。期待を裏切らないオシャ空間。
それから階段を登り、別邸2階の踊り場へ。ぐるっと客室が囲んでいる配置です。
正面の箪笥には浴衣が入っているので好みのものを取って客室へ。男性用・子供用もあります。
奥嬬恋温泉 花いち 客室
こちらのお宿はわずか8室のみの小さなお宿です。8室それぞれ趣が異なるのは小規模宿ならではの楽しさ。今回は、別邸2階の『しゃくなげ』という客室に案内されました。
注意点が1つあります。
エレベーターはありません。階段のみです!!
本館3階の客室はけっこう大変そうですね・・・。
それでは、『しゃくなげ』へ
10帖間に広縁のついたシンプルな間取りですが、小ざっぱりとして清潔で気持ち良いお部屋でした。そして、床の間には生花が生けられている!!!
生花は私の中の素敵お宿判定の重要ポイントなのですが、さすがでした。お正月らしい設え。
そして、広縁横に半露天風呂の入口があります。
脱衣所の先に、
ドドンと陶器製の半露天風呂。
湯の花が浮き、なめてみるとうっすらしょっぱい泉質でした。湯温は若干高め。フロントにお願いすると温度の調節をしてくださるそうです。
眺望が皆無なのが残念ですが、しかしまぁあったまる温泉だこと。出てからもしばらく暑くてフーフー言ってました。窓を開けて入るのがちょうどよいですね。頭寒足熱で。
最後に水廻りをサラッと。
女性用基礎化粧品のみならずメンズ化粧品も充実。さらに、予約の段階で3歳の幼児がいることを伝えていたら、何も言わずとも色々なグッズが用意されていました。洗面所の踏み台やトイレの補助便座、子供用アメニティetc。
館内の清潔でお洒落な空間造りや痒い所に手が届くおもてなしは、随所に女性的なものを感じ、女将のセンスかしら?と思ったり。
一通り写真を撮り終わった頃に、ウエルカムドリンクとスイーツが客室に運ばれてきました。
お抹茶と自家製わらび餅。
ウェルカムドリンクは他にビールも選べるようでした。
客室からの眺望は雪景色。晴れていれば浅間山が臨める部屋だそうです。
奥嬬恋温泉 花いち 温泉
各客室に露天風呂(もしくは半露天)がついていますが、大浴場もあります。
日帰り入浴も行っている為、タオルは部屋から持っていく必要があります。
夕食後ロビーで寛いでいたら、日帰り入浴の方が続々と来店されていました。地元民にも人気があるようです。
客室のお風呂の居心地が良かったので利用はしませんでしたが、大浴場の他に貸し切り半露天風呂(無料)と岩盤浴(有料)がありました。
(画像は公式HPより)
奥嬬恋温泉 花いち 食事
通常は朝食・夕食ともに会場食となりますが、追加料金を払えば部屋出しして頂けます。現在我が家には3歳の暴れん坊将軍がいるので、迷わず部屋食を選択。
夕食¥1700/人、朝食¥500/人の追加でした。
奥嬬恋温泉花いち 夕食
まずは夕食から。
食前酒・先付け・前菜
椀物(大根饅頭 地鶏真田丸)
御造里
焼物(岩魚塩焼き)
揚物(白菜とズワイ蟹の春巻き)
お口直し(グレープフルーツゼリー)
洋皿(上州牛ステーキ)
食事(舞茸ご飯)
デザート(パンナコッタ シャーベット)
どれもこれも美味しいのですが、岩魚の塩焼きと上州牛ステーキは悶絶級の美味しさでした。実際悶絶して倒れた(旦那がね)今まで数々の宿に泊まってきたけれど、食事の美味しさは一・二を争う程。
取り分けで済まそうと思っていた子供の夕食ですが、有難いことに用意くださっていました。
うどんが絶品だったようで、無言でむしゃむしゃ食べる3歳男児。
そんなこんなで満腹の余韻にまったり浸っていた時に事件発生。
突然真っ黒な闖入者が部屋に入ってきた!!!!
!!!!!!!!
闖入者はオメーらだろとでも言いたげに、ゆっくりと我が物顔で床の間に鎮座する猫。
猫!!!
そう、こちらはお宿の看板猫のハチ君。客室の扉を開けていると自由に入ってくるそうです。過去には1晩客室で一緒に過ごした方なんかもいるそう。猫好きにはたまらんですね。
こちらはもう一匹の看板猫のユズ君。翌朝のロビーで宿泊客を見送っていました。
奥嬬恋温泉 花いち 朝食
毎度のごとくお腹が空いて目覚める。
一気出しのスタイルです。もう見るからに美味しそうだわ・・・。
なんだかすべてが美味しくて、白米を3日分くらい体内に収めました。
有難いことに夕食に引き続き、朝食も子供のご飯を用意してくださいました。安定の爆食。
食後のデザート(ヨーグルト)と珈琲もしくは紅茶で〆。
奥嬬恋温泉花いち まとめ
1年の最後にいい宿に泊まれたわーというのがまずなによりの感想です。食事の素晴らしさが際立っていましたが、スタッフの方の心遣いやセンス良い空間、温泉の泉質etc数え上げたらキリがないほど素晴らしい点があります。家族も大変気に入っていたので近いうち再訪することになりそうです。
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