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祝い宿　寿庵＠川治温泉

約2年ぶりの川治温泉。
静かな温泉街といった風情がとても好みです。
鬼怒川温泉の奥座敷的な位置。

しかし、まぁ鬼怒川温泉の寂れっぷりといったらすさまじいものがありますね。
温泉街どころかまともに開いている店は駅前にわずかのみ。
廃墟が林立するさまは、もはやホラー。

バブル全盛期の大型ホテルの今の惨状たるや。
つはものどもが夢の跡・・・。

ここから熱海のような復活劇を遂げることはあるのでしょうか。

祝い宿寿庵　宿泊料金

祝い宿寿庵とは

場所は川治温泉。
鬼怒川温泉より車で20分程の場所にある、静かでひっそりとした温泉街です。

『傷は川治、火傷は滝（現在の鬼怒川温泉）』と古くから言われており、
かつては湯治場として栄えたそう。

祝い宿寿庵　アクセス

〒321-2611　栃木県日光市川治温泉川治52　TEL： 0288-78-1101

川治湯元駅からの無料送迎があります。（予約要）

祝い宿　寿庵　館内

祝い宿　寿庵　ロビー周辺

日本全国に雨後の筍のように増えてきているリノベーション宿の1つです。
しかし、『祝い宿』と宿名にもあるとおり、どこもかしこもおめでたい内装に綺麗に生まれ変わっていました。
もはや、泊まるだけで運気アップしそう。

到着するとまず案内されるロビー。
エントランス前では金箔をまとった鶴がお出迎え。

そして、供されるウエルカムドリンク＆スイーツ

わらび餅と冷たいお茶で一息ついたら、客室へ案内頂きましょう。

鶴達が舞う廊下を通って、

椿の咲くエレベーターホールを通り過ぎると客室です。

祝い宿寿庵　客室

祝い宿寿庵には、個性的な客室がたくさんあります。

今回は、『庭園がみえるスタンダード客室』に泊まりました。

あら、意外と広い。
特に、奥の掘りごたつスペースがツボでした。
この籠り感が妙に落ち着くわ。
滞在中は広い客室のこのわずかな一角でほとんどの時間を過ごしました。

個人的にあまり好きではないのがリクライニングチェア。
機能的にはいいんでしょうけど、一気に安っぽくなるというか。
合皮の質感による滲み出るチープさ。

廊下の奥に、洗面化粧台・浴室・トイレがあります。
お風呂は一般的なユニットバス。温泉ではありません。
化粧落としはないので、持参をおすすめします。

客室からの眺望。

て、庭園はどこなの・・！？

客室の位置や階層の問題か、庭園らしきものは見渡す限り見えませんでした。
でも、こののどかな民家ビューも旅行に来たことを実感させてくれて良き。

祝い宿寿庵　温泉

祝い宿寿庵には、男女それぞれ内湯2つ、露天風呂2つの大浴場があります。

まずは、内湯から。

2層にわかれた源泉かけ流しの浴槽です。
湯温もちょうどよい。
熱すぎず、ぬるすぎず。

こちらのバスアメにはこだわりがあるようです。
宿オリジナル。
ハーブの良い香りがして、洗い心地も抜群でした。

続いて、露天風呂。

上下2段にわかれた面白いつくりです。
源泉⇒上段⇒下段の順に湯が流れ落ちます。
噂に違わぬ良いお湯です。

祝い宿寿庵　食事

朝夕ともにレストラン『椀』で頂きます。
『椀』と謳っているだけあり、お出汁の美味しさが際立っていました。

こちらのお宿は、幼児の宿泊も可ですがレストランには子供用の椅子はありませんでした。
ついでに言うと、館内にベビーベッドやおむつ替えができるようなスペースもなくキッズフレンドリーな印象は受けませんでした。

子連れの場合、準備は万端に整えて行ったほうがよいです。
最寄りのスーパー・コンビニまで車で20分程かかります。

祝い宿寿庵　夕食

訪れたのは初夏。
季節を感じる献立です。
名物の鮎の唐揚げはもちろん美味。

祝い宿寿庵　朝食

見るからに縁起良さそうな朝食です。
ご飯のお供系のオンパレード。
白米が進むこと進むこと。

祝い宿寿庵　まとめ

温泉はピカイチです。
食事も素晴らしき。

訪問時期は2018年6月ですが、現在は読書が楽しめるギャラリースペースが新設されたようです。

周辺には小さい子受けするような遊び場はほとんどないので、
まったり温泉を楽しみたい大人によりオススメ。

祝い宿寿庵　詳細はこちら