一休のトップページの写真がものすごく綺麗でずーーーっと気になっていた宿に宿泊しました。
木曽御嶽山をのぞむことができる開田高原の中の一軒宿。
2018年に泊まった宿の中でも1,2を争う素晴らしさでした。
思い出す度にぶわーっと幸せな気持ちが込み上げてきます。
目次
つたや季の宿風里 宿泊料金
つたや季の宿風里へのアクセス
〒397-0301長野県木曽郡開田村木曽馬の里入ル TEL: 0264-42-1188
木曽福島駅より無料送迎があります(※要予約 2名~)
15:30/17:00
つたや季の宿風里 館内案内
周囲は本当にのどかで大自然に囲まれています。
否が応にも高まる期待・・・。
まずは木の温もり溢れるロビーに案内頂きました。
そば茶と熊笹羊羹でしばし脱力。
すでに動きたくないくらい居心地いい空間だわ。
尋常じゃない快適さを不思議に思っていたところ、設計は旅館設計と言えばの石井建築事務所でした。
なるほど、どうりで。
夜はぐっと大人な雰囲気。
冬場は暖炉に火が入るんでしょう。
ちなみに、高原の中に建つお宿なので外部も充実しています。
自由に積んで食べていいよっていう太っ腹なブルーベリー畑とか、
(息子はむしゃむしゃ食べ過ぎて木1本分食べ尽くす勢いだった。無農薬なので安心です。)
高原の中の散策路なんかもあります。
1周20~30分くらいのお散歩ができます。
つたや季の宿風里 客室
気に入ったとしてもそう何度も足を運べない立地なので(我が家からは遠くて遠くて・・・)、ここは思い切って奮発することにしました。
全客室の中で1室しかない、スペシャルルームに予約を入れてしまいました。
いいの。普段頑張っている自分へのご褒美なの。←(便利な言葉)
つたや季の宿風里の客室タイプは以下です。
・瑠璃草 101号室 ⇐宿泊した客室
本間10畳 + ベッドルーム6畳 + サンルーム4畳 + 露天風呂
◆準特別室
・水芭蕉 201号室
本間10畳+6畳ツインベットルーム+サンルーム4畳
◆露天風呂付和室
和室10畳+広縁+露天風呂
◆デラックスツイン(洋室)
◆一般客室
和室10畳+広縁
今回は、『瑠璃草』に宿泊。
清水の舞台から飛び降りた。
期待と緊張でドキドキしながら客室へ。
!!!!!
素敵♡
好みすぎる客室。
主室とサンルームと寝室がゆるーく仕切られています。
さすが特別室だけあって、贅沢な広さ。
ベッドはくっつけてハリウッドツインにもできます。
寝心地百点満点。
サンルームのソファの座り心地がよく、滞在中はこちらにいる時間長めでした。
そして、サンルームの掃き出し窓を開けて外へ出ると、
なにやら木戸が。
開けて進んでみると、
露天風呂!
正確には壁も屋根もあるので、半露天風呂といった感じです。
また、大変残念ながら温泉ではありません。
沸かし湯です。
宿の方曰く、温泉の給湯パイプをここまで伸ばせなかったとのこと。
眺望もないので、あまり露天風呂としての魅力はないのが非常に残念。
まぁでもせっかくなので、たっぷり入りましたけども。
浴槽の先には、雰囲気のいいお休み処が。
しかし、あまり使われる方がいらっしゃらないのか隅に蜘蛛の巣が張っていたので、見るだけにとどめました。椅子もどことなく埃っぽかった。
客室に戻り、今度は和室から外に出てみます。
こじんまりしたテラスの先には、
見渡す限り高原ビューのお庭出現。
ちなみに、庭の端から客室を見てみると、
こんな感じ。
どんだけ広いねん。
しかしまぁ、眺望の素晴らしさよ。
すべての客室が高原ビューなので、もはやどの客室を選んでも間違いありません。
客室露天風呂は沸かし湯なので、露天風呂付きの部屋にそこまでこだわらなくてもいいかなという印象です。
ちなみに、冬季は瑠璃草以外の客室露天風呂は外部にある為、湯温の関係か使用不可となります。
つたや季の宿風里 温泉
つたや季の宿風里の大浴場を紹介します。
源泉は木曽御嶽温泉。
大浴場へは、離れの渡り廊下を通っていきます。
こちらの廊下はギャラリーも兼ねています。
で、ずんずん進んでいくと、
お休み処が出現。
さらに、奥に進んでいくと、
大浴場入口です。
女性用の入口にはマッサージチェアが置かれていました。
しかし、この入口での使用は落ち着かなそうではある・・・。
そんなこんなで中に入ってみると、
おいおい。
最高かよ。
窓にうつる白樺(?)林はどことなく北海道を彷彿とさせました。
湯舟もゆったりとしていて、極楽。
もちろん露天風呂もあります!
2~3人サイズの小ぶりながら、なんといっても環境抜群すね。
THE・森林浴。
昼間はこんな感じで緑美しい感じなのですが、夜は夜で超絶技巧のライティングでまた雰囲気あるんです。
照明計画ってほんと大事よな。
暗くなったら明るくすりゃいいっていう、そんじょそこらの旅館とは一線を画しておりました。
惜しむらくは、アメニティはしょぼかったです。
クレンジングはありませんので、必要な方は持参しましょう。
シャンプー等のバスアメや化粧水などもあるにはあるけど・・・程度なので、こだわりのある方は持って行ったほうがよいです。
つたや季の宿風里 食事
つたや季の宿風里の食事は、朝夕ともに食事処での提供となります。
これがまた、素晴らしい眺望のレストランでした。
個室の用意もあるようでしたので、希望される方は事前に相談されるとよいでしょう。
つたや季の宿風里 夕食
夕食は、高原野菜をふんだんに使ったヘルシー志向な感じです。
がっつり食べたい方は物足りないかも。
私達は、言わずもがながっつり食べたい派なので別注の料理を注文してみました。
なんとも見目麗しい盛り付けだこと。
サラダはブーケのように色とりどりの野菜たちが共演していました。
これまたシャレオツなシャーベット状のドレッシングを添えて。
お品書きの天ぷらと別注で注文した稚鮎の天ぷらは移動式調理台にて、料理人の方が客前で調理してくださいます。
頂いたのはこの子たち
つたや季の宿風里 朝食
朝食も同じ場所にて。
窓にうつる高原の緑が爽やかすぎて気絶しそうでした。
背後にくっきり聳え立つ御嶽山。
朝食も他所とは一味も二味も違った内容で、非常に好印象を覚えました。
席に案内されるとなにやらお重のようなフォルムのものが待ち構ええています。
朝からどんだけ白米おかわりさせる気か。
さらに、高原野菜のサラダビュッフェがあります。
さらにさらに、信州といえばの蕎麦
さらにさらにさらに、自家製クロワッサンWith自家製ブルーベリージャム
もうこのあたりで息切れしてきそうですが、とどめを刺すように料理人の方がガラガラと移動式調理台を引いてやってきます。
極めつけの出汁巻き卵!!
この最高の高原ビューのロケーションで、これでもかと繰り出される絶品朝食のオンパレードには感服です。
白米に蕎麦にクロワッサンにって、字面だけ追えば組み合わせどうなのよ?って感じなのですが、無問題です。
なぜか全て完食している自分がいますから。
よくある旅館飯に飽きている方は、ぜひこちらの朝食を召し上がって頂きたい。
つたや季の宿風里 まとめ
こちらの宿の方曰く、リピーターがとっても多いそうですが、首がもげそうな程同意。
何が魅力かって?
それを一言で言えないのが一番の魅力なんだと思います。
個人的に季節は初夏がベストシーズンかと。
むせ返るような緑の中に紛れ込むと、スマホやパソコンで蓄積した電磁波も抜けていきそう・・・。
本当にずっと心にこびりついていて、心地よい気持ちを運んでくれる、不思議で素敵な最強のお宿でした。
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